ルーマニア、ブカレスト大学のNF-JLEPフェロー、ロマン・パシュカさんが、2019年5月27日に事務局を訪れて近況を報告してくれました。パシュカさんは、2年前の2017年にも事務局を訪問し、ご自身の研究活動を紹介してくれています。記事はこちら
今年4月からは、研究拠点を京都に移し、京都大学文学研究科の助教として、日本哲学や自然観についての哲学を教えています。また、同研究科の応用哲学・倫理学教育研究センターのメンバーとして精力的な研究活動を行っています。
哲学とは、人間について、そして人間を取り巻く環境と人間との関係についての概念であることや、環境保護は人間が環境を守る権利があるという立場なら人間中心主義ではないかといった哲学的視点などを、パシュカさんのお話から学び、哲学に大きな魅力を感じるようになりました。
自身の研究である、前近代における日本の哲学を大学の授業で教えつつ、研究にも専念できる現在の生活をとても楽しんでいらっしゃる様子がうかがえました。
NF-JLEP Association事務局では、パシュカさんの益々の活躍を楽しみにしています。