NF-JLEP Associationでは、フェローを対象としたサポート・プログラム「訪日研究フェローシップ」を実施し、日本への関心や理解を深め、研究を推進する機会を提供しています。
2017年のプログラム発表以来、多くの関心をお寄せいただきありがとうございました。この度、初めての受賞者が決定しました。
デウィ・クスリニ(インドネシア教育大学 日本語講師)
研究タイトル:「インドネシア語と日本語の申し出表現の対照研究」
渡航期間:11か月
渡航先: 大阪府立大学大学院
ルーシー・フレーザー(オーストラリア クイーンズランド大学 日本語講師)
研究タイトル:「日本(ヤマト)とアイヌの物語におけるフクロウ―人間と動物の関係の再生成」
渡航期間:約1か月
渡航先: 早稲田大学、国会図書館、アイヌ文化交流センターなど
お二人とも、研究活動と同時に、日本語講師として、それぞれのNF-JLEP校で活躍しています。
クスリニさんは、インドネシア教育大学の学生の興味を引くような、“今、日本で何が起きているか”が実感できる活きた教材作りに奮闘しています。
フレーザーさんは、日本の現代ポピュラーカルチャーへの興味をきっかけに、日本語を学習する学生が多いオーストラリアで、本研究の再話を取り上げることによって現代と伝統の繋がりを強調し、学生の日本語と日本文化への関心をさらに高める新たな切り口を作り上げようとしています。
クスリニさん、フレーザーさん、おめでとうございます!
NF-JLEP訪日研究フェローシップについては、こちらをご覧ください。
2019年度の募集は、近日中に発表予定です。